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水墨画・小林東雲の世界

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さくら

近野兼史夫妻 さくら

●楽しく希望をもって住める環境づくり

 米沢市内の各所に桜を植えて環境美化に協力しようと考えたのは、昭和49年の春でした。桜は古くから人々に愛好されてきた日本の国花です。私も19歳の春海軍に所属して太平洋を駆け巡りました。散るが定めの命と、日本人なら誰もが桜を愛し、桜の咲く春を好んだ人が多かったと思います。桜を郷土米沢にもっともっと植えて、米沢の桜として人それぞれの考えをもって鑑賞し、皆が楽しむ事の出来る平和な街として、環境づくりに貢献する事ができたらとの考えからでした。

●思いをめぐらして

 当時、公園に桜を植えようという市の方針に従って貧者の一燈の心で小さな桜の苗木を各所に植え続けてすでに数百本を越えて、現在では見事な大木に成長し私たちに桜並木として楽しませてくれております。いくら雪が降っても、春ともなれば満開になる桜を見て、人の心も自然の偉大さに触れ、人々がそれなりに楽しむ事ができます。生きていて良かったと思える良い人生は、こんな自然の偉大さを見ることによって培われると思っています。

さくら さくら

 花は長い長い期間をかけた後に咲くものです。種が芽を出し、茎になり葉がつき蕾がつくられ、いよいよ花になります。その人それぞれの開花期を華々しく生きる為には、自分固有の花を持たねばなりません。コツコツと辛抱強く長時間をかけて鍛錬する期間が必要であると思うのです。

平成17年4月22日、米沢市北村公園に照明器具一式を寄贈。

桜がライトアップされた。